サイバー戦争 軍事機密なども 日本は入手されてると思いますか? お詳しい人教えてください ハッカーは、どのような知識をもってるんでしょうか? 最低限、プログラミングやネット環境は理解してると思いますが アメリカは、ハッカーを逮捕せず、軍事的に採用するとか? ___________________ まず、北朝鮮自身のインターネット環境は貧弱です。 一般的にはIPアドレスを1000個くらいしか持っておらず、 北朝鮮国内と国外を結ぶ通信ラインも中国経由の4本しかないと言われています。 別にバックドアを持っている可能性はありますが。 言わば、世界で最もインターネットを活用していない国でもあります。 アメリカではどこがサイバー攻撃の策源地かまで突き止められます。 だから中国のサイバースパイについてもどの部隊のどの個人が行っているかまで特定して、 5人を起訴しました。 ただこれは国として対応する必要があるのであって、 そのためにはやはり国全体でサイバーオペレーション というものに対する認識を高めないといけません。 現状多くの人は何を何から守ればいいのかということすらよく分かっていないのです。 それがどういうことかと言うと、 インターネット上で北朝鮮に攻撃しても効きません。 しかしながら、攻撃は世界のどこからでも出来るので、 技術だけを磨けばかなり大国と均衡できるんです。 日本でもセキュリティ会社やIT企業の技術力は高いが 国としての意思は弱いと言えます。 2005年にNISC(内閣官房情報セキュリティセンター)という組織が、 2013年にはサイバーセキュリティ戦略も作成されました。 しかしNISCは各省庁からの出向者が多く、 これまで日本のサイバーセキュリティは企業情報を守る事に主眼があったため 総務省や経産省が主体になっています。 そのため外交や安全保障といった視点は弱いのが現実です。 サイバー戦争・最前線!―― 「第五の戦場」で何がおきているのか / 小原凡司×西本逸郎×荻上チキ | SYNODOS -シノドス- <http://synodos.jp/international/13221>
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